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人工芝 公開日:2023.06.14
最終更新日:2023.07.19

人工芝をベランダに敷くメリットは?選び方と敷き方のポイントを紹介します!

モノガーデン渡部

人工芝は、広い庭のある一軒家に住んでいる人が敷くものだと思っていませんか?
実は、ベランダや屋上など、限られたスペースにも手軽に施工することができるものなんです。

この記事では、人工芝をベランダに敷くメリットや、ベランダに適した人工芝の選び方について紹介します。
記事の後半では、ベランダに人工芝を敷く際の注意点や敷き方について紹介していますので、参考にしてみてはいかがでしょうか?

人工芝をベランダに敷くメリット

近年はベランダにも施工しやすい「ロールタイプ」や「ジョイントマットタイプ」の人工芝もあり、手軽に敷いて楽しむことができる人工芝。
まずは、人工芝をベランダに敷くメリットについて紹介します。

なお、分譲ではなく賃貸物件のベランダに人工芝を施工したい場合は、事前にオーナーと相談することをオススメします。

屋内で緑を楽しめる上に素足でも歩ける

ベランダに人工芝を敷けば、屋内でも手軽に緑を楽しむことができます。

天然芝のように伸びてきた部分をカットしたり、水やりをしたりするような手入れの手間も必要もありません。
また、ベランダを素足で歩き回ることができるため、ペットや小さなお子さまがいるご家庭の身近な遊び場として活用できるのも魅力です。

ベランダに洗濯物を干しに出る際も、スリッパなどを用意する必要がないので、部屋の延長としてシームレスに行き来できます。
履物をベランダに置いておく必要がなくなり、ベランダ全体がスッキリ見えることも、地味ですがメリットのひとつです。

地盤改良が不要で設置が簡単

人工芝を庭など土の上に敷く場合には、地盤改良や下地の準備が必要です。
一方で、ベランダに敷く場合には地盤を改良する必要がないため、簡単に施工できるメリットがあります。

ジョイントマットタイプの人工芝であれば加工も最小限で済み、DIYに慣れていない初心者の方でも簡単に設置できるでしょう。
お試しで人工芝を敷いてみたいという場合にもぴったりです。

ロールタイプの人工芝は、カット加工や排水経路の確保など施工に多少コツが必要です。
DIYに不慣れで自分で施工するのが不安なときは、人工芝専門の施工業者に相談してみるのもオススメですよ。

メンテナンスが簡単で虫のわく心配もない

人工芝は、メンテナンスが簡単に済むのもメリットのひとつです。

落ち葉や土、ホコリなどが気になった際は掃除するだけで、簡単に綺麗な景観を維持できます。
人工芝のお手入れは、ほうきで砂やホコリなどのゴミを取り除くか、掃除機をかける方法が手軽でオススメです。

また、ゴキブリやムカデなどの虫がわく心配もほとんどありません。
人工芝はポリエチレンなどの樹脂素材でできているため、エサになるようなものがないためです。

ただし、お手入れをまったくしていなかったり、ベランダに適した人工芝を選んでいない場合、落ち葉などがエサとなって虫が発生することもあります。
虫の発生を予防するには、ベランダに適した人工芝選びも重要です。
次項で紹介するポイントをチェックしておきましょう。

ベランダに敷く人工芝を選ぶ時のポイント

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人工芝をベランダに敷く際には、芝葉の長さや色、価格だけでなく、性能をチェックしておくことが大切です。
ここからは、ベランダに適した人工芝の選び方や、性能の良い人工芝を選ぶメリットについて紹介します。

水はけの良い「透水穴」のある人工芝を選ぶ

ベランダに施工する人工芝で、もっとも重要な性能は「排水性能」です。

水はけの良い人工芝でなければ、人工芝の下に湿気が溜まって虫が発生したり、カビが生えたりする原因になります。
そのため、ベランダに敷く人工芝を選ぶ際には「透水穴」のある製品を選びましょう。

水はけの良い製品であれば、お手入れのために洗浄する際にも素早く排水できるため、綺麗な状態で使い続けるのにも役立ちます。

風に飛ばされないようしっかり固定するならロール型がオススメ

人工芝は、施工する際に両面テープでベランダの床と接着させて設置する方法が一般的です。
しかし、土に杭を打ち込んで設置するよりも剥がれやすく、上手く接着できていないと台風などで飛ぶ恐れがあります。

とくに、接続部分の多いジョイントタイプの場合、飛ばされる可能性があるので注意しましょう。
しっかりと固定しておきたいのであれば、オススメはロール型の人工芝です。

ロールタイプの人工芝はジョイントタイプと比べて重量があり、ちょっとの風では持ち上がりません。
また、人工芝同士の接続部分を最小限にでき、強い風で剥がれて飛んでいくリスクも軽減できます。

耐久性の高い人工芝なら張り替えの頻度を減らせる

人工芝を施工する際に、気になるのは費用面です。「少しでも安く設置したい」と考える方は、多いのではないでしょうか。
しかし、低価格な人工芝は透水穴のないものや、芝葉の密度が少ないものも多くあるため注意しなければなりません。

透水穴がなければ水はけが悪くなり、芝葉の密度が少ないと芝が寝てしまいやすくなります。
安価な人工芝は結果的に張り替える頻度が高くなり、長い目で見るとむしろコストが高くなる場合もあります。

高品質な人工芝であれば、設置する環境にもよりますが約10年の耐用年数があります。
最初から耐久性に優れた高品質な人工芝を選んでおくことで、張り替えの頻度と手間を減らし、より長く人工芝を楽しむことができます。

人工芝(ロール型)をベランダに敷く為の準備と手順

ベランダの人工芝は、業者への依頼だけでなく自分で敷くことも可能です。
ここからは、自力でベランダにロールタイプの人工芝を敷く際に必要な道具や、下準備と敷き方の手順について紹介します。

もし、自分で敷くことが難しい場合や、プロの手でしっかりと施工してもらいたいときは、業者への依頼を検討しましょう。

ベランダに人工芝を敷くために用意するもの

ベランダに人工芝を敷く際に、必要になる道具は以下の通りです。

  • ベランダに敷く人工芝(ロールタイプがオススメ)
  • 人工芝接着用の両面テープ
  • 大きめのハサミやカッター
  • メジャー
  • 目印をつけるためのマーカー類
  • ほうき・ちり取りなどの清掃道具

人工芝は、ベランダの広さよりもやや大きめに準備しておくのがオススメです。
ピッタリサイズで準備したつもりでも、ベランダの凹凸などの形状によっては隙間ができてしまう可能性があります。

また、人工芝をカットするのはハサミでも可能ですが、芝葉がハサミに絡んで切りづらいため、カッターがオススメです。

人工芝を敷く前に行いたい下準備

人工芝を敷く際には、まず下準備を行う必要があります。
庭などに施工する場合には、地盤改良などの下地整備が必要になりますが、ベランダの場合は主に清掃作業です。

まず、ベランダに置いている荷物を撤去し、作業しやすいようにしておきましょう。
そして、土やホコリ、落ち葉などのゴミをほうきで集めておきます。

汚れが酷い場合は、洗浄作業も行っておくと良いでしょう。
洗浄作業後は、必ず乾かしてから人工芝を敷くようにしてください。

清掃作業が重要になるのは、人工芝を敷いた後の仕上がりや持ちを良くするためです。
清掃作業を行わずに人工芝を敷くと、凹凸ができてしまったり、両面テープが上手く接着できなくなったりすることがあるので注意しましょう。

人工芝をベランダに敷いて固定する手順

ロールタイプの人工芝をベランダに敷く際の手順は、以下の通りです。

  1. ベランダの清掃作業を行う
  2. 人工芝を敷く場所に広げて芝葉の向きを確認しておく
  3. ベランダのサイズや凹凸をメジャーで測る
  4. 敷く場所の凹凸に合わせて印をつけておく
  5. 印にそって「裏側から」人工芝をカットする
  6. 人工芝を仮置きし必要に応じて長さを微調整する
  7. 仮置きした人工芝の裏面に両面テープを貼り地面と接着する

大切なのは、隙間がないようにしっかりと接着すること。
ヨレやたわみが発生しないよう、サイズ調整は慎重に行いましょう。

人工芝は選び方と施工方法が重要!不安があるときはプロに依頼するのもオススメ

人工芝は、ベランダに施工するのにもメリットが多く、比較的簡単に設置できる便利なものです。

「虫がわきやすいのでは?」と思われることもありますが、適切に敷いて最低限の手入れをすればその心配はまずありません。
重要なのは、施工する人工芝の選び方です。

高品質の人工芝は、虫の発生を抑えるだけでなく、人工芝の劣化を防ぐことにもつながります。

また、風で飛ばされる心配がある人は、ロールタイプの人工芝でしっかりと接着して設置する方法がオススメです。
とくに、風が強く吹きやすい高層階に住んでいる場合は、念入りに接着しておきましょう。

施工に不安がある場合は、人工芝の専門業者に施工を依頼することも検討しましょう。
ベランダの床にしっかり固定できるかはもちろん、水はけなどに不安がある等の場合は、人工芝を購入する前に、専門業者に相談してみることをオススメします。

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