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人工芝 公開日:2021.05.20
最終更新日:2021.11.09

人工芝はコンクリートに敷いても気持ちいい!メリットや施工のコツを紹介

モノガーデン渡部
人工芝×コンクリートは気持ちいい、メリット・施工のコツ・注意点を解説

人工芝は、快適な生活空間を作ってくれる便利なアイテムです。
さまざまな場所で活用できる人工芝は、実はコンクリートに上に敷くのもおすすめです。

今回は、人工芝をコンクリートに敷くメリットと、施工するときのコツや注意点をまとめて紹介します。

コンクリートの上に人工芝を敷く3つのメリット

コンクリートに敷いた人工芝の上を歩く犬のイメージ写真

コンクリート打ちの屋上やバルコニー、車庫などに、人工芝を敷くメリットはおもに3つあります。

おしゃれな緑の空間を1年中キープできる

人工芝は季節に関係なく1年中緑色を保つことができます。
コンクリートの地面は、無機質な印象を与えますが、きれいな人工芝を敷けば一気におしゃれな空間に早変わり。

天然芝と違い、コンクリートの上にも設置できるため、賃貸住宅でも気軽に取り入れることができます。

車や人が頻繁に出入りする場所でも芝が剥げにくく、きれいな状態を保ちやすい点も魅力です。

子どもやペットの安全性に配慮できる

人工芝はコンクリートよりもクッション性があるため、子どもやペットが遊んだりしやすいスペースを作ることができます。

頭が重い子どもは転倒しやすく、コンクリートがむき出しの地面や壁に頭をぶつける危険があります。
人工芝を地面や壁に設置しておけば、硬いコンクリートに頭を直接打ち付ける心配はありません。

また、犬や猫などのペットも、硬いコンクリートの上を走ったりジャンプしたりすると、足腰に負担になったり、肉球が滑ったりすることがあります。
人工芝を敷けば、毛足がある芝によって地面を掴みやすく、スリップやケガの防止が期待できます。

家族の一員であるペットの身体への負担を抑えることができるでしょう。

裸足でも歩ける

ちょっと洗濯物を取り入れたい、子どもと遊びたいという場合、人工芝を敷いておけば裸足で歩くことも可能です。

屋上やバルコニーなど、コンクリートの上は硬く冷たいものですが、人工芝は太陽光を吸収して温かく、クッション性もあるため裸足でも安心。

ビニールプールを上に置いて遊んだり、走ったりすることもできます。ベンチやハンモックを置いて、リラックスするのもおすすめ。

人工芝をコンクリートに敷くときの施工の流れとうまく敷くコツ

それでは、コンクリートの上に人工芝を設置するには、どうすれば良いのでしょうか。

ここでは、人工芝をコンクリートに敷くときの流れと上手く敷くためのコツを紹介します。

①設置する面をきれいに清掃する

まず最初にすることは、設置場所の清掃です。

設置面にゴミや汚れがあると、接着剤や接着テープが浮いてしまう原因となります。
しっかりとゴミと汚れを取り除いておきましょう。

また、濡れていても同様のことが言えるため、水洗いしたり雨が降ったりしたあとは、しっかり乾燥させておくことも重要です。

②人工芝をカッターでカットする

人工芝は、ロールタイプやジョイントタイプなど、形状がさまざまあります。
しかし、いずれの形状でも、多くの場合で敷くスペースにあわせてカットが必要となります。

そこで使用したいのがカッターナイフです。

ハサミでも切断できますが、芝まで切ってしまう可能性があるため、カッターの使用がおすすめです。

③接着剤・接着テープで固定する

コンクリートの上に置くだけだと、歩くたびにズレてしまうため、裏面を専用の接着剤や両面テープで固定しましょう。

人工芝には芝目があるため、葉先の方向にも要注意です。
また、雨が降ったり水洗いしたりする際に、水が人工芝の下に溜まってしまわないよう、水の流れにそって接着剤を付けましょう。

なお、接着剤や両面テープは、剥がしたときに跡が残る可能性があります。
そのため、剥がす予定がある場合、コンクリートと固定する場所は、ジョイント部分とその周囲だけなど、一部にとどめると良いでしょう。

コンクリートの上に人工芝を施工する際の注意点

コンクリートの地面に敷かれた人工芝のイメージ写真

コンクリートの上に人工芝を設置する場合、人工芝のデメリットや設置時の注意点を知っておくことで、設置後のトラブルを防止することができます。

ここからは、施工する際に気を付けたいポイントを解説します。

高温になる可能性があるため対策が必要

先述の通り、人工芝は太陽光、つまり熱を吸収しやすい特徴を持っています。
そのため、夏場の強い直射日光に長時間さらされた場合、50~60度と高温になることがあります。

高温になった人工芝の上を裸足で歩くと、人間もペットも火傷する危険があるため、要注意です。

屋外に人工芝を敷く場合は、夏場は打ち水をしたり、シェードを付けたりして、人工芝の温度上昇を抑えて使用するようにしましょう。

水の流れに注意して水はけを良くする

コンクリートに人工芝を敷く場合、水はけにも注意が必要です。

コンクリートは水を吸収しないため、排水溝に向かって水を流さなければなりません。
しかし、施工時に水の流れを遮るように接着剤を塗ったり、水を通さない人工芝を設置したりすると、水はけが悪くなりカビや雑菌が繁殖する可能性があります。

コンクリートに人工芝を敷きたい場合は、まず水がどのように流れているのかを確認し、水の流れと同方向に接着剤やテープを貼りましょう。

コンクリートに敷く人工芝を選ぶ際のポイント

最後は、コンクリートの上に設置する製品の選び方について解説します。

人工芝は活用の幅が広いため、さまざまな商品が販売されています。
どれを選べば良いのかわからないというケースも多いため、ぜひ確認してください。

水はけの良い製品を選ぶ

先述の通り、水はけの悪さはカビや雑菌が増殖する恐れがあります。
ペットが排泄する可能性があるところに敷く場合、不衛生になったり、悪臭が発生したりすることも。

そのため、水をしっかり通す穴(透水穴)が空いている製品を選ぶことが重要です。

しっかり水が流れる製品であれば、汚れても水洗いしやすく、ペットが排泄してしまっても清潔に保つことができます。

用途や使用シーンに合った性能を持つ製品を選ぶ

市販されている人工芝には、性能や見た目、価格でかなり大きな差があります。
それぞれメリット・デメリットがあるため、用途や使用シーンに合った製品を選ぶことが大切です。

たとえば水はけの悪さが心配な場合、「透水性」がしっかりある製品がおすすめ。
炎天下のなかで使用することがあるなら「遮熱性」がある製品を、近くで火を使う可能性があるなら「防炎・防火性」のある製品を選びましょう。

そのほか、「防音」「防振」「抗菌」などの性能は商品によってさまざまなので、商品選びはじっくり検討することが重要です。

無機質なコンクリートには人工芝の設置がおすすめ

コンクリートに人工芝を敷くことで、無機質な地面もリラックスできる緑の景観に様変わりします。
DIYで設置することも可能ですが、トラブルが心配な場合は、施工業者に依頼するのがおすすめです。

見た目がきれいになるだけでなく、正しく設置することで耐久性が上がる・水はけを良くなるなど、プロならではの技術が期待できます。
使用シーンや用途に合った製品の相談にものってくれるでしょう。

人工芝は、普段の生活を快適にするアイテムです。
特性や注意点をしっかり把握して、ぜひ有効に活用しましょう。

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