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人工芝 公開日:2021.04.08
最終更新日:2021.11.09

人工芝はペットの遊び場におすすめ!メリットや注意点を解説

モノガーデン渡部
人工芝はペットの遊び場におすすめ!メリットや注意点を解説

人工芝は、天然芝と違って手入れが簡単で、1年中緑の芝を維持できます。

さまざまな使い方ができる人工芝を活用すれば、ペットの負担を減らせる遊び場も作ることが可能です。

今回は、人工芝をペットの遊び場として活用するときのメリットや注意点について解説します。

人工芝の施工を考えている人や、ペットの体の負担が心配な人はぜひ参考にしてください。

人工芝がペットにおすすめの理由

人工芝の上で遊ぶ猫のイメージ写真

「人工芝は単にグリーンが鮮やか」ということ以上に、ぺットがいる環境におすすめの理由があります。

ここでは、人工芝の利用がおすすめの理由を3つ紹介します。

足腰の負担を減らすことができる

ペットが遊ぶスペースに人工芝を敷くことで、ペットの体の負担を減らすことができます。

とくに、犬の肉球はフローリングで滑りやすく、滑る床で走ったり遊んだりすると足腰に負担がかかります。

老犬であれば、家具への衝突や転倒の危険もあります。
人工芝を敷けば、肉球が地面を掴みやすく、滑り止めの効果が期待できます。

クッション性があるため、ジャンプや飛び降りの際に、衝撃を吸収する効果もあるため、足腰への負担を抑えることが可能です。

泥や汚れの付着を防止する

庭など屋外に人工芝を敷く場合、泥や虫などが犬や猫の体に付くことを防止できます。

天然芝にすると、植物なので仕方がないことですが、虫が発生しやすくなります。
また、水はけによって水たまりができたり、砂埃がたったりすることも。

その点、人工芝は植物ではないため虫が付くこともなく、土の上に敷くため水たまりや砂埃が発生することもありません。

人工芝を敷くことで、ペットを外で遊ばせやすくなります。

寒さ対策になる

土やコンクリート、タイル、木の床は冬になると冷たくなってしまいます。

人工芝は、ポリエチレンやポリプロピレンなどの合成樹脂が素材となっており、熱をためやすいという性質を持っています。

そのため、冬でも土やコンクリートなどよりも冷たくなりにくく、ペットたちにとっても過ごしやすい環境を整えることができます。

人工芝がペットに活用されている実例

動物たちの過ごす現場では、人工芝が多く使用されています。

人工芝が活用されているシーン

  • ドッグラン
  • 猫カフェ
  • 犬カフェ
  • 動物園
  • 爬虫類のケージ

人工芝をおすすめする理由であったように、人工芝を敷くことで動物たちが過ごしやすい環境を作ることができます。

動物たちが自由に動き回るドッグランや犬カフェ・猫カフェでは、とくによく使用されています。

また、体温調節ができず、寒さに弱い爬虫類の飼育にも、熱をためやすい人工芝が利用されています。

ペットの遊び場に敷く人工芝を選ぶときのポイント

人工芝の上にいる犬のイメージ写真

人工芝にはさまざまな商品があります。そのため、使用シーンや用途に合わせて選ぶことが重要です。

耐久性・芝の密度が高い商品なら長持ちしやすい

ペット用の人工芝を選ぶ場合は、耐久性が高いものを選ぶと長く使うことができます。
とくに外に敷く場合、雨風はもちろん排泄物が付着することもあるでしょう。

耐久性が低いものは早々にへたってしまったり、痛んでしまったりします。
頻繁に清掃しても痛んだり芝が抜けたりしない商品を選びましょう。

また、芝の密度が低いと、あいだから雑草が生えてしまうケースもあります。

ポリエチレン製やポリプロピレン製の人工芝は耐久性が高いものが多いため、屋外での使用におすすめです。

抗菌・防炎仕様など使用場所によって性能にも注目

人工芝には、抗菌性・防炎性・通気性・クッション性・防音性・形状記憶性能などさまざまな性能を持った商品があります。
使用シーンや用途に合った商品を選ぶと、より良い使用感が得られます。

屋外で使用するなら防草性・防カビ性があると、雑草の増加を防げます。
ペットが排泄することがあるという場合は、抗菌性・防臭性があるものがおすすめ。

屋内で使用する場合は、防炎性や防音性に注目すると良いでしょう。

そのほか、足腰が弱ったペットがいる場合は、クッション性があると負担を軽減できます。

ペット用人工芝の施工&手入れのポイントと注意点

人工芝の施工は、業者に依頼することも、DIYすることもできます。

自分で施工する場合、正しく敷設しないと、人工芝の寿命が短くなったり、カビが生えたりとトラブルにつながります。

人工芝を敷く時の注意点

人工芝を自分で敷くときは、商品選びと水の流れに注意しましょう。
人工芝は水がたまるとカビが生えてしまうため、水を排出する穴が開いています。

安価な商品のなかには上手く水が排出されない商品もあるため、良く機能や性能を確認して商品を選びましょう。

また、バルコニーやベランダに設置する場合は、水の流れを阻害しないよう接着剤や接着テープの向きに気を付けてください。

基本的な清掃

屋内に敷いた人工芝の基本的なお手入れは、ゴミや毛を掃除機で吸い取ることと、芝をブラシで起毛させることです。

人工芝は芝と芝のあいだにゴミや毛が入りやすいため、掃除機やブラシを押し付けないよう手入れをしましょう。

屋外で敷いた人工芝は、ホウキで落ち葉やゴミを掃き出したり、ブラシで起毛させたりして手入れします。

排泄後の清掃

ペットが排泄する屋外に敷いている場合は、こまめなメンテナンスが必要です。
糞尿が人工芝に付くとバクテリアが発生して、悪臭の原因となってしまいます。

そのため排泄をしたらすぐに取り除き、中性洗剤や除菌剤で拭いたうえで、水で流しましょう。
土の中にはバクテリアを分解してくれる微生物がいるため自然の力で悪臭の発生を防ぐことができます。

定期的に排泄する場所は、こまめに洗い流してください。

夏場の屋外での使用

屋外に人工芝を敷いている場合、夏場の使用には注意が必要です。

先述の通り、人工芝は熱をためやすい性質を持っています。
そのため、夏場の炎天下では、合成樹脂が熱を集めて高熱になることがあります。

その温度は50~60度にもなります。
高熱の人工芝のうえを歩いたら、犬や猫の繊細な肉球は火傷してしまうため熱への対策が必要です。

日よけ・シェードを取り付けて温度の上昇を防ぎ、打ち水をして冷却すると効果があります。

ペットとの暮らしを豊かにする「人工芝」を活用しよう

人工芝は、ペットが安全に運動できる、景観もよくなるなどさまざまなメリットがあります。

しかし、商品選びやお手入れのポイントを抑えなければ、ペットが傷ついたり、不衛生な環境になったりする可能性があります。

そのため、人工芝の特徴を理解し、正しく使用してください。

商品選びは、使用シーンや用途に合わせてじっくりと行いましょう。

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