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人工芝 公開日:2023.04.07
最終更新日:2023.04.07

人工芝を庭に敷くデメリットとは?工夫と対策で緑のある生活を楽しもう!

モノガーデン薮内

人工芝を庭に敷こうか迷っている方の中には、人工芝を敷くことの「デメリット」が気になる方が少なくありません。

人工芝に多数のメリットがある一方、デメリットも確かに存在します。
しかし、工夫や対策次第でそのデメリットをカバーすることは可能です。

今回は、人工芝が持つデメリットと、デメリットをカバーする工夫・対策方法についてご紹介します。
人工芝を庭に敷くかどうか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

費用から考える人工芝のデメリット

人工芝の施工で最初に気がかりなのは、費用の面です。
人工芝は、芝本体だけでなく施工場所の下地づくりなどの準備も必要になります。

まずは、費用面における人工芝のデメリットや、どのような工程に費用が必要になるのかという具体例について解説します。

芝生の価格が天然芝と比べて高い

人工芝は、天然芝と比べてそもそもの芝生の価格が高い傾向にあります。
目安として、天然芝が1㎡あたり500円~1,000円程度であるのに対し、人工芝は3,000円~5,000円程度と割高です。

また、芝の密度にこだわりたい場合、人工芝は商品選びの段階で高密度なものを選ばなければなりません。
人工芝は天然芝と異なり、芝葉の量・密度に比例して一般的に価格も高くなるため、密度が高い人工芝を選べばそれだけ費用も必要です。

「初期費用を抑えて芝を敷きたい」と考える人にとっては、芝生そのものの価格の高さが人工芝のデメリットとなってしまう場合があります。

庭の地盤の状態によっては大掛かりな工事が必要

人工芝を長持ちさせるためには、施工時の段階で下地となる地盤の調整が必要です。
たとえば、水はけの悪い地質や凹凸が多いケースでは、下地処理に大がかりな工事が必要になることも少なくありません。

地盤改良を行う場合、除草や除石作業を行って凹凸をならします。
水はけが悪い場所であれば、砂利や山砂を敷き詰めるなどの調整作業も必要です。

施工にかかる費用全般が天然芝よりも高い

前述の通り、人工芝を敷く際には大掛かりな地盤改良工事の必要な場合があります。
そのため、土の上に敷くだけでいい天然芝と異なり、どうしても工事に費用がかかってしまいます。

たとえば、雑草だらけのお庭に人工芝を敷くなら、雑草を根元からすべて取り除き、整地をしっかりと行って防草シートを敷く工程が必要です。
施工面積が広ければ広いほど、工事の作業量も増え、コストも上がってしまいます。

これら工事の費用に加えて、人工芝の商品そのものの費用が発生するため、どうしてもトータルの施工費用は天然芝と比較して高くなってしまうのです。

庭に敷いた時に感じがちな人工芝のデメリット

人工芝のデメリットの中には、施工後に感じられる点もいくつかあります。
施工前の段階で施工後のデメリットをしっかり把握しておけば、イメージとのミスマッチを避けられますし、対策も講じやすくなります。

そこでここからは、事前にチェックしておきたい施工後に感じられがちな人工芝のデメリットを解説します。

一年通して庭が緑色で季節の変化を感じにくい

天然芝は、冬になると地上の芝葉部分が枯れて茶色くなり、夏になると再び芝葉が青々と茂るというように、季節によって表情が変わります。
一方の人工芝は、芝葉の色が変化することはなく、一年を通して庭が緑色のままです。

人工物なので、天然芝のように芝葉が伸びることもありません。
お庭の植物の変化で季節の移り変わりを楽しみたい方にとっては、いつ見ても変化のない人工芝の景観には、違和感を覚えることがあるかもしれません。

夏は熱くなりやすく、火気厳禁で花火やBBQも不可

人工芝はプラスチックでできているため、熱しやすく冷めやすいという特徴があります。
とくに夏の直射日光には注意が必要で、かなりの高温になる場合があります。

また、プラスチックでできていることから、火気厳禁である点にも注意が必要です。
人工芝の上で花火やバーベキューをしてしまうと、芝葉が焦げて変色してしまう恐れがあります。

天然芝と違い、一度焦げたり変色してしまうと元には戻せません。
夏場に人工芝の上で遊んだり、家族みんなで花火やバーベキューを楽しみたいと考えている場合には、日陰を作ったり火気を扱えるスペースを確保しておくなどの準備が必要です。

地盤作りが甘いと凸凹ができたり水はけが悪化する

人工芝は、前述の通り下地作りがとても重要です。
入念に雑草を取り除き地盤改良を行わないと、凹凸ができたり、水はけの悪くなる場合があります。

地盤に凹凸があると、人工芝を敷いたときにも凸凹が目立ってしまい景観が損なわれます。
凹んだ部分に水が溜まりやすくなり、水はけが悪化する原因にもなります。

水はけが悪くなると、それによりカビの繁殖や害虫の発生に繋がる恐れがあります。
一度人工芝を固定してしまうと整地のやり直しは困難なため、施工の段階でしっかりと地盤作りを行わなければいけません。

庭の人工芝のデメリットを解決できる工夫と対策

ここまでお庭に人工芝を敷いた際に感じられやすいデメリットをご紹介してきましたが、それらデメリットは工夫や対策次第でカバーすることが可能です。

そこで最後は、人工芝のデメリットをカバーするための工夫や対策方法と、天然芝にはない人工芝ならではのメリットについて解説します。

人工芝は雑草や害虫対策になり長い目で見ればお得

人工芝は、しっかりと地盤改良を行い適切に敷設を行えば、雑草や害虫を予防できます。
人工芝の下に敷いた防草シートにより雑草の発生を防ぎ、それを餌とする害虫の発生も防げるからです。

一方天然芝は、雑草や害虫の発生を防ぐことはできません。
綺麗な状態を維持するためには、こまめな雑草の除去等手入れが欠かせません。

また、人工芝は高品質のものであれば7年から10年もの寿命があります。
丁寧に施工を行えば長期間貼り替え不要で、その間雑草対策や害虫対策も必要ありません。

お庭の雑草や害虫に悩まされている方にこそ、その対策として人工芝がオススメです。

高品質の人工芝なら見た目と感触の違和感を軽減できる

人工芝はその名の通り人工物であるため、見た目や感触が天然芝とは大きく異なります。
ホームセンターで人工芝を見たけど、触った時のチクチクとした感覚がちょっと…という方も多いことでしょう。

しかし、高品質な人工芝であれば、そういった違和感は解消できます。
高品質な人工芝は、芝葉の形状や長さ、密度にさまざまな工夫を凝らしており、驚くほどふかふかの感触を実現している製品もあります。

また、見た目にもあからさまな人工感がでないよう、緑の芝葉の中に枯れ葉を織り交ぜたり、長さや密度を調整することで天然芝に近い見た目を実現している製品も存在します。

人工芝の人工物っぽい見た目が好きじゃない、触った時のチクチクした感じが嫌…。
そんな方は、ぜひ人工芝専門店の高品質な人工芝を手に取ってみてください。人工芝の印象が大きく変わるかもしれません。

夏場は水遊びで楽しもう、熱くならず土や泥で汚れる心配なし

人工芝は、先に解説した通り、熱しやすく冷めやすい特徴があります。
そのため、夏の直射日光で熱くなりやすいのですが、水をかけると一瞬で冷えます。

そこで夏の人工芝の楽しみ方としてオススメなのが、水遊びです。
人工芝が夏の日差しで熱くなるのを防ぎつつ、夏場でも裸足で人工芝の上で遊ぶことができます。

人工芝の上なら、土や泥で汚れる心配もありません。
小さなお子さんやわんちゃんも汚れを気にすることなく安心して走り回れますよ。

あらかじめ日陰を作っておくと、より安心して遊べます。

人工芝のデメリットは工夫と対策でカバー!高品質な人工芝なら見た目や感触も違和感なし

人工芝は、天然芝よりも初期費用がかかることや、一年中緑になってしまうといった景観のデメリットがあります。
一方で、天然芝と異なり肥料の補充や定期的な芝刈りといった手入れが不要で、維持に必要な手間を大きく軽減できる点が大きなメリットです。

また、施工を適切に行えば雑草・害虫対策にもなり、長い目で見れば費用はむしろ割安となる場合も。
ポイントは、できるだけ高品質な人工芝を選ぶこと。

人工芝の品質は、見た目や感触はもちろん、製品の寿命・芝葉の起立性やクッション性・水はけ・防炎性能・抗菌や防臭といった加工の有無等、さまざまなところに影響します。

そして、施工を丁寧かつ入念に行うことも大切です。
施工の質が人工芝の寿命や雑草・害虫対策の効果を大きく左右します。

お庭の悩みや問題を解決する方法として、実は人工芝が最適という場合も少なくありません。
人工芝を敷きたいけどデメリットが気になる…という方は、人工芝の専門業者に相談してみるのもオススメですよ。

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