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人工芝 公開日:2021.07.01
最終更新日:2021.11.09

人工芝の掃除方法を解説!お手入れのコツやおすすめ掃除用具も紹介

モノガーデン渡部
人工芝の掃除方法とコツ お手入れのポイントとおすすめ掃除用具

人工芝は、天然芝に比べてメンテナンスにかかる手間や費用が小さく、手軽に芝を取り入れられるアイテムです。

とはいえ、一切メンテナンスがいらないというわけでもなく、定期的に掃除や手入れをすることで、人工芝を長持ちさせることができます。

今回は、人工芝の掃除方法と、お手入れのコツをまとめてご紹介します。

人工芝の日常的な掃除方法

人工芝のある庭のイメージ写真

まずは、日常的に行っておきたい人工芝の基本的な掃除方法について、確認しておきましょう。

大きなゴミはほうきで掃き出す

屋内・屋外問わず、人工芝のうえにゴミやほこりが落ちます。
屋外に設置している場合は、落ち葉や飛んできたゴミがのることもあります。

そのため、定期的にほうきで掃き掃除をして、ゴミを取り除きましょう。

小さなゴミは掃除機で除去

ほうきだけだと、どうしても芝のあいだに入り込んでしまうゴミが出てしまいます。
そこで、小さなゴミやほこりに対しては、掃除機を使用して吸い出しましょう。

ゴミを芝の奥に押し込まないよう、ヘッドを強く押し付けないことがポイントです。

屋外の人工芝のゴミも、掃除機で掃除するのがおすすめです。
コードレスの掃除機があると、便利ですね。

屋外で掃除機を使用する場合、大きな石や砂を吸い込むと掃除機が壊れてしまう可能性がある点には、注意が必要です。
手で拾える程度の石や土砂は取り除いてから、掃除機をしましょう。

人工芝についた特殊な汚れの掃除方法

人工芝の上でバーベキューをしているイメージ写真

つづいては、基本的な掃除以外に、汚れがたまったときやこびりついてしまったときの掃除方法を紹介します。

屋内の場合は濡れ雑巾で拭き取り

屋内に設置している人工芝にジュースや食べ物をこぼしたときや、汚れが溜まっていたときは、濡らした雑巾で拭き取ると良いでしょう。

とくに食べかすは、悪臭の原因となったり、ゴミのたまり場になったりと、人工芝の劣化を早めてしまいます。

人工芝についた食べかすは、放置することなく速やかに掃除することをおすすめします。

屋外の場合は水洗い

屋外に設置している人工芝が汚れた場合は、水をかけて洗い落としましょう。

ポイントとして、固形物はできるだけ取り除いてから、水をかけてください。

また、糖分を含む飲料水や食べ物の汚れ、動物の排泄物などは、こびりついて取れにくい場合があります。
水圧で強引に洗い流そうとすると人工芝を痛めてしまうため、弱い水圧で霧やシャワーにして、優しく洗い落としましょう。

どうしても汚れが取れない場合は、中性洗剤を含ませた雑巾で拭き取るのがおすすめです。

落ち葉は送風機を使えば簡単に吹き飛ばせる

落ち葉やゴミ集めが大変な場合は、送風機(ブロアー)の活用がおすすめです。

送風機は、清掃業者や草刈りでよく使用される機械で、強い風で落ち葉やごみを吹き飛ばしながら集めることができます。

広いお庭に人工芝を設置する場合や、落葉樹が近くに植わっている場合には、とくにおすすめです。

油汚れには中性洗剤を使用

油汚れがついてしまったときは、中性洗剤を使用しましょう。

中性洗剤には界面活性剤が含まれており、油を浮かして落とすことができます。
そのため、油っぽい食べ物やガソリン、灯油などをこぼしてしまった場合は、中性洗剤を付けた雑巾で拭き取れば簡単に落とせます。

汚れをしっかり拭き取れたら、水洗いまたは水ぶきをして、乾燥させましょう。

雪が積もったら雪かきをしてから水洗い

寒冷地であれば、人工芝の上に雪が積もることも多々あります。

とはいえ、人工芝は雪に埋もれたからといって大きく劣化することはまずなく、あまり心配はいりません。

積もった雪を掃除したい場合は、表面の雪をざっと取り除いて、芝に残った雪を水で流してしまいましょう。

人工芝のお手入れが必要な理由

人工芝の芝葉のアップのイメージ写真

人工芝はメンテナンスフリーとされていますが、長持ちさせるためには、簡単な掃除以外にも多少の手入れが必要です。

ここからは、なぜ人工芝には多少のお手入れが必要なのか?
その理由をご紹介していきます。

芝が寝てしまう

人工芝は日常的な掃除とは別に、「ブラシでパイル(芝)を起こす」というお手入れが必要です。

人工芝の芝は、踏みつけられたり上にものを置いたりを繰り返すと、倒れた状態になります。
そのため、ブラシで芝を起こしてあげる必要があるのです。

新しい人工芝であれば、自然と立ち上がることもありますが、長時間ものを置きっぱなしにしたり、古くなってきたりすると立ち上がりにくくなります。
定期的に、ブラシを使って起こしてあげるといいですね。

雑草が生えることがある

屋外に敷いた人工芝は、劣化により雑草が生えてきてしまう場合があります。

雑草は水と日光があればどこでも成長できます。
劣化によって出来た人工芝の隙間にタネが入り込んで、雑草が生えてくることは残念ながらあります。

しかし、人工芝の手入れをこまめに行うことで劣化を遅らせ、結果的に雑草が生えるのを防ぐことができます。

寿命がある

人工芝には寿命があり、できるだけ寿命を延ばすためには手入れを行う必要があります。

商品にもよりますが、人工芝の寿命は一般的に7~10年とされています。
しかし、お手入れを怠ると、7年よりずっと早く劣化してしまうことも珍しくありません。

人工芝を長持ちさせるためにも、小まめな掃除と定期的なお手入れがおすすめです。。

人工芝の掃除におすすめな掃除用具

人工芝をほうきで掃除しているイメージ写真

人工芝にはお手入れや掃除が必要なことが分かったところで、最後は人工芝の掃除に便利な掃除道具を、まとめてご紹介します。

人工芝を敷いたら、一緒に用意しておくことをおすすめします。

ほうき

一番手軽かつぜひ持っておきたい掃除用具が、ほうきです。

ほうきを選ぶ際は、それなりにコシがあるほうがゴミをしっかりかき出しやすいため、ナイロン製の硬めのものを選びましょう。

屋外に人工芝を敷いた場合は、落ち葉など大きなゴミを掃き出すのに向いている竹ぼうきもおすすめです。

掃除機

人工芝の掃除には、掃除機もぜひ活用してください。

掃除機はほとんどの家庭にあるかと思いますが、屋外に敷いた人工芝の掃除をコード式の掃除機で行うのは少々面倒。

可能であれば、人工芝の清掃用にコードレスの掃除機やハンディタイプの掃除機を別途用意できると、何かと便利です。

雑巾

人工芝の油汚れなどを拭き取るには、雑巾が便利です。
使用後に捨ててもいい古布も、何かと役に立ちます。

飲み物や食べ物、動物のフンなど乾くとこびりつきやすい汚れは、雑巾を使って早めに除去しておきましょう。

送風機(ブロワー・ブロアー)

とくに屋外に敷いた人工芝の掃除には、送風機(ブロワー・ブロアー)があると便利です。

人工芝の面積によっては、ほうきでの掃き掃除は少々面倒。
しかし送風機があれば、大きなごみ、中でも落ち葉の掃除が劇的に楽になります。

ブロワーときくとなんだか専門機器のように聞こえてしまいますが、実は数千円とそれほど値段は高くなく、ホームセンターや通販で手軽に購入できます。

人工芝を長持ちさせるためには掃除・手入れが重要です

人工芝がいくらメンテナンスフリーといっても、汚れやごみはやはり取り除く必要があります。
せっかく敷いた人工芝を長持ちさせるためにも、適度な掃除やお手入れは欠かせません。

それでも、天然芝と比較すればメンテナンスの手間はずっと少なく、1年中綺麗な緑を楽しめます。
ちょっとのお手入れで10年長持ちすると考えれば、コストパフォーマンスも抜群といえます。

せっかく敷いた人工芝、できるだけ綺麗な状態を維持できるよう、定期的なお掃除をしてあげてくださいね。

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