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人工芝 公開日:2021.06.04
最終更新日:2021.11.09

人工芝は赤ちゃんの遊び場になる?選び方や使用時の注意点を解説

モノガーデン渡部
人工芝を赤ちゃんの遊び場に 選び方や使用時の注意点

人工芝は、活用できるシーンが幅広いことから、多くの種類の商品が展開されています。

「芝」という文字だけを見ると屋外を連想してしまいますが、屋内でも活用できる点が人工芝の魅力の1つです。

今回は、人工芝を屋内、とくに赤ちゃんの遊び場に敷く場合に役立つ、商品の遊び方や使用時の注意点についてまとめて解説します。

これから赤ちゃんのいるスペースに人工芝の設置を検討している人はぜひ参考にしてください。

赤ちゃんは人工芝が好き?嫌い?

実は、赤ちゃんは人工芝を嫌う傾向があります。

そのため、一般的に赤ちゃんのいる家庭で人工芝を取り入れる場合は、赤ちゃんに入らせたくないスペースに侵入防止のベビーゲート代わりに設置されます。

人工芝には、フローリングやカーペットと違い、少しチクチクした感触がある製品が存在します。
赤ちゃんはこの感触を嫌がり、人工芝が敷いてあるスペースに立ち入らない、という仕組みです。

しかし、赤ちゃん用のベビーゲートは比較的値段が高く、赤ちゃんを入れたくない範囲が広い場合、設置しにくい傾向があります。

一方で、人工芝は比較的安価で、スペースの広さや形状に合わせて設置することができるため、赤ちゃんの侵入防止対策にはぴったりといえるでしょう。

赤ちゃんを遊ばせたい場合の人工芝の選び方

人工芝の上で遊ぶ赤ちゃんのイメージ写真

赤ちゃんは人工芝を嫌う傾向はありますが、赤ちゃんがいるスペースに人工芝を敷くメリットもあります。

ここからは、赤ちゃんの過ごすスペース・遊び場に人工芝を敷く場合に知っておきたい、商品の選び方を紹介します。

柔らかい素材の製品を選ぶ

人工芝には、おもに「ナイロン製」「ポリエチレン製」「ポリプロピレン製」の3種類が存在します。

なかでも、柔らかい素材の製品には、ナイロン製が使われています。
ポリエチレン製やポリプロピレン製は、耐久性が高い特徴がありますが、人工的な印象が強く、柔らかさに欠けます。

赤ちゃんはチクチクした感触が苦手なので、柔らかいほうが、抵抗が少ないでしょう。

ナイロン製のものでも、品質は商品によって異なるため、実際の感触や口コミを調べてから購入してください。

抗菌・防臭性がある製品を選ぶ

人工芝は、製品によってはさまざまな性能を持っています。

なかでも、赤ちゃんの過ごすスペースに設置する場合は、抗菌性・防臭性がある製品を選ぶと、衛生的に保ちやすくなります。

雑菌や嫌な臭いは、人が生活しているとどうしても発生してしまうものです。
抗菌性・防臭性がある製品も多いため、商品選びの際はチェックのおすすめです。

クッション性がある製品を選ぶ

赤ちゃんを遊ばせることを想定して人工芝を敷く場合、クッション性がある製品を選ぶのがおすすめです。

万が一、転倒したときでも、硬い床で身体を打ちつけてしまうことを防止できます。

また、曲げられる人工芝を選べば、家具や壁の角に貼り付けておくことで、頭や顔をケガするのを予防できます。

防振・防音性がある製品を選ぶ

赤ちゃんが歩けるようになってきたら、遊んだり走ったりする音や振動が気になってくるものです。

集合住宅で暮らしている場合、防振・防音性の人工芝を敷いていれば、時間を気にすることなく活動することができます。

通常の人工芝でも一定の効果は期待できますが、優れた防振性や防音性を売りにしている製品もあるため、使い方や子どもの成長に合わせて製品を選ぶと良いでしょう。

設置しやすい形状の製品を選ぶ

室内に人工芝を設置する場合、設置したいスペースに合わせて調節できる製品がおすすめです。

人工芝の形状は、ロールタイプ・ジョイントタイプ・ボックスタイプなどさまざま。

広さを調整するスペースや形を手軽に変えられるのは、ジョイントタイプやボックスタイプです。

一方で、広いスぺースに設置したいときや継ぎ目が気になる場合は、ロールタイプの人工芝が使いやすいでしょう。

滑り止めがあるor固定しやすい製品を選ぶ

室内に人工芝を敷く場合、床に固定しにくいことが難点です。

そのため、室内用で裏面に滑り止めがついている人工芝を選ぶと、設置しやすいのでおすすめ。

滑り止めがない場合でも、ゴム製の滑り止めをあいだに入れたり、固定用の両面テープを使用したりすることで床に固定することができます。

ベビーゲート代わりに人工芝を使う場合のポイントと注意点

子供が遊ぶ部屋に敷いた人工芝のイメージ写真

一般的には、赤ちゃんの侵入防止のために人工芝を設置しますが、この使い方には注意が必要です。

赤ちゃんのトラウマになるリスクがある

自我がはっきりする前の赤ちゃんでも、嫌いなもの・怖いものの記憶は残るものです。

人工芝が敷いてあるスペースは痛いところ・怒られるところと覚えてしまえば、それがトラウマになってしまうケースがあります。

そのため、公園やグラウンドなど人工芝や本物の天然芝を怖がったり、泣いてしまったりするようになるリスクが考えられます。

日常生活に支障をきたすだけでなく、不要なトラウマを作ってしまうことになるため、侵入防止を目的とするのであれば専用のベビーゲートの使用がおすすめです。

一時的な侵入防止対策にしかならない

赤ちゃんは人工芝の感触を不快に感じやすいものですが、しばらくすると慣れてくるという声もあります。

侵入防止のために、とくにチクチクした感触の人工芝を設置する・人工芝を裏返して設置するという方法もありますが、赤ちゃんがケガをしたり床を傷つけたりする可能性も。

とくに、硬い人工芝を使用している場所に、顔から倒れこんでしまったことで、出血に至ってしまうケースも発生しています。

一時的な侵入防止策としては、リスクも大きいため注意が必要です。

赤ちゃんのいるスペースに人工芝を安全に設置しよう

人工芝は、一般的に赤ちゃんの侵入防止対策として使用されています。

ただし、注意点も多い使い方なので注意しなければ、赤ちゃんや住宅を傷つけてしまうリスクがあります。

一方、品質の良いものを選べば、人工芝は赤ちゃんの遊び場にもぴったりです。

人工芝は、見た目だけでは良し悪しが判断しにくいため、赤ちゃんのためにも現物を見る・サンプルを取り寄せるなど、しっかりと品質を確認して商品を選びましょう。

設置に際しても、素材や形状、性能、固定方法などを十分に確認してください。
不安な場合は、プロの専門業者に相談することもおすすめです。

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